サッカーJ3リーグのYSCC横浜は4月17日(水)、JリーグYBCルヴァンカップ2回戦でJ1のFC東京と対戦する。本拠地・ニッパツ三ツ沢球技場での一戦には多くのアウェイサポーターの来場が予想され、ピッチ内外で「J1」に腕試しする一戦となる。
今年からJ1〜J3の全60クラブが参加するルヴァン杯。YSCCは3月に行われた1回戦でJ2の水戸ホーリーホック相手に1対0で勝利。J1クラブへの挑戦権を手にした。
対戦相手のFC東京には、日本代表に復帰した長友佑都選手や横浜F・マリノスに所属していた仲川輝人選手ら実力ある選手が多く揃う。
YSCCはJFL時代を含め過去に天皇杯でJ1クラブと4度対戦経験はあるが、いずれも未勝利。最古参でJ1との対戦を3度経験している主将でDFの西山峻太選手は「メンバーを見れば相手が圧倒的有利かもしれないが、チャンスを生かして相手を焦らせる試合をしたい。『J3でこれだけ戦えるクラブがあるんだ』というのを示したい」とJ1相手の「下剋上」へ意気込む。
最多動員見込む
今回YSCCは普段リーグ戦で使わないバックスタンド席を開放。3日に販売開始したチケットは、クラブ関係者によるとホームゲーム過去最多の3453人を超える売れ行きで、キッチンカーも増台予定。YSCCの吉野次郎社長は「こうした機会を経験できるのは選手が頑張っている証拠。運営面でもクラブが上を目指すシミュレーションにしたい」と語る。チケットはJリーグチケットなどで販売中。
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