1周年を迎えた「神北地区パパの赤ちゃん学級」実行委員会代表を務める 平原 亜紀子さん 西神奈川在住 53歳
地域に子育ての輪を
○…初開催から1周年を迎えた神北地区パパの赤ちゃん学級。子育て経験のあるパパ・ママ9人で運営している「パパにはパパなりの悩みがある。地域の同じ仲間と交流する機会をつくりたい」と、子育てに関する講座や子どもとのレクリエーションなどを行う。「何よりも『いつも子育てお疲れ様』の思いを伝えたい」
○…活動を始めるきっかけは8年前。民生・児童委員としても活動する中、将来を見据えた若者の町内会活動への参加が課題であることを知った。そこでICTを活用した情報発信を学ぼうと、第8期地域づくり大学校に参加。卒業後に、子育て世帯が気軽に参加できる場所づくりに取り組んだ。昨年2月に初めてのトライアル開催。6月、10月と徐々に参加者も増え、活動の認知も広まっていった。「一歩地域に出て、顔を合わせるきっかけになれば。神北地区の10町内会すべてで開催したい」と今後の活動への意欲を見せる。
○…東京都出身。幼少期は戦隊モノが好きだった。中高ではバスケ部で汗を流したが、高3の引退直前に大怪我で入院。そこで親身にサポートしてくれる看護師の姿に憧れ、「次は私が誰かを助けたい」と看護の世界へ。市民病院の救急で勤務し、「バスケと同じで看護でも大切なのはチームワーク」と患者を支えてきた。現在は育児支援の仕事をしながら、家庭では3人の子の母。大きく成長した子どもとは、「今では一緒にお酒を飲んだり好きなアーティストのライブに行ったりするように」と微笑む。
○…特に初めての子育ては誰もが悩むもの。「いざという時に身近な地域で頼れる存在でありたい。こうした居場所が区内外に増えていけば嬉しい」。思いやりを胸に、活動は続く。
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