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神奈川区版 公開:2025年3月6日 エリアトップへ

ポートサイド地区タワマン自治会 高齢住民向け冊子配布 地域ケアプラザと連携

コミュニティ社会

公開:2025年3月6日

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自治会の小濱会長(右から2人目)とケアプラザ、民生委員の担当者
自治会の小濱会長(右から2人目)とケアプラザ、民生委員の担当者

 ヨコハマポートサイド地区の高層マンション「ザ・ヨコハマタワーズ」の自治会と反町地域ケアプラザは、地域の民生委員の協力を得て高齢住民向けの相談・連絡窓口をまとめた冊子「こんなときどうする?」を2月末に発行した。

 冊子は「日常のお困りごとは、まずここへ相談」として、「物忘れ等認知症の症状が出始めている」「自分で日常のお金の管理に不安がある」「薬の自宅配送をしてほしい」といった困りごとについて、地域ケアプラザや社会福祉協議会、マンションが提携している各種サービスなどの連絡先をケースごとに紹介している。救急相談ダイヤルやマンション内のサークル紹介のほか、持病やかかりつけの医療機関などを記入できる情報欄も設けている。同マンションの約820世帯のうち、75歳以上の住民がいる世帯に配布した。

 作成のきっかけは昨夏の記録的猛暑。一人暮らしの高齢者が一定数いる同マンションでも、熱中症などで救急搬送される入居者が多かった。

 時期を同じくして同地区を管轄する反町地域ケアプラザからもマンションの住民に情報発信をしたいという要望があったことから、高齢者に対し即座に発信できるものとして両者で冊子を発行することになった。

 自治会の小濱力会長は「元気な高齢者も多いが、引っ越してきて土地勘のない人にとっては、日常生活での困りごとをどこに相談すればいいか分からないことも多い」と説明する。作成にあたっては地域の民生委員やマンションの管理スタッフなどに話を聞き、「電球交換の手伝い」「ペットの相談」など問い合わせの多いものを盛り込んだ。小濱会長は「親を呼び寄せて別部屋で住んでいるケースも多いので、入居者の家族にとっても安心材料になるのでは」と推察する。

自治会ない地域でも

 ケアプラザにとっても「元気なうちにケアプラザの存在を知ってもらうことで、相談先が分からず問題が起きても放置されることを避けたい」と話す。同地区には自治会町内会の無いマンションも多いため、今後はそうしたエリアでも発行を働きかけたいとしている。

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