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神奈川区 社会

公開日:2025.07.17

自らの人権守る授業
大口台小で(株)ココラボ企画

  • 鞄を持つよう強要された時に断るための実践

 大口台小学校(平原智美校長)の3年生を対象とした人権教育プログラム「CAP」の授業が、今年も7月1日に2クラスで実施された。アメリカ発祥のCAPは、いじめや虐待、体罰、誘拐といったあらゆる暴力から子どもたちが自らの心と身体を守る術を伝えるプログラムである。

 この取り組みは、同小の卒業生である株式会社ココラボ(大口仲町)の江森克治代表が、「子どもたちの健やかな成長に貢献したい」との思いから、2015年頃より継続して実施しているもの。江森代表は、「子どもたちは地域全体で育むべき存在であり、地域に根差す企業として、子どもたちのためにできることをしていきたい」と語る。

 当日はNPO法人エンパワメントかながわの職員が講師を務め、「安心・自信・自由」という3つの大切な権利を分かりやすく説明した。友人に嫌なことをされた際の断り方や、見知らぬ人物に声をかけられた際の適切な対処法などが寸劇を通してわかりやすく子どもたちに伝えられた。平原校長は、「毎年授業をしに来てくださり大変感謝している。劇などを通じて児童たちが理解しやすいように教えてくださり、ありがたい」と述べた。

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