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神奈川区 文化

公開日:2025.08.21

「100年超え」山車も巡行
熊野神社祭礼で各町催し

  • 山車を背に記念撮影する二ツ谷町の面々

 神奈川熊野神社の例大祭が8月16日と17日に執り行われた。境内は露店でにぎわったほか、神楽の奉奏も行われた。

 両日は周辺の各町内でも、神輿や山車が地域を渡御・巡行した。

 二ツ谷町会が所有する山車は関係者によると、今から114年前の明治44年に作られたという歴史的価値の高いものだ。

 元町会長の小林一郎さん(86)によると、戦時中は山車を郊外へ疎開させ、戦災を逃れた。高さは5mほどで、昔は牛に曳かせるほどだった。その後、地元の鉄工所が車輪にベアリングを入れ、車輪の回転を改良したという。

 今年も2日間に分けて二ツ谷町内を巡行し、普段山車が保管されている二ッ谷稲荷神社の前では、地元お囃子団体の二ツ谷囃子松健睦の面々による舞も披露された。

 このほか熊野神社周辺の東神奈川町内会では、これまで大人たちが行っていた子ども神輿の「御霊入れ」に子どもたちも初めて参加。神輿を神社まで運び、宮司による儀式を見守った。

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