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神奈川区 社会

公開日:2025.09.04

神大で脱炭素を体験
区内親子23組が参加

  • こけ玉づくりに挑戦する親子=区役所提供

 神奈川区と神奈川大学は8月16日(土)、連携協定に基づく小学生向けの特別講座「かながわ区民カレッジ for Kids」を同大学横浜キャンパスで開催した。脱炭素をテーマに、親子で地球温暖化や環境問題について学ぶことを目的としたこの講座には多くの親子が参加し、未来に向けた学びの時間を共有した。

 午前の部は工学部電気電子情報工学科の松木伸行准教授が講師を務める「ぐんぐん走れ!ソーラーカー工作」が行われ、親子13組26人が参加した。地球温暖化や再生可能エネルギーについての分かりやすい講義の後、子どもたちはオリジナルのソーラーカー作りに挑戦。

 完成したソーラーカーを屋外で楽しそうに走らせる姿が見られ、参加した子どもたちからは「エコな生活について、身近なことから実践してみたい」「地球温暖化いついて詳しく勉強してみたい」といった声が聞かれた。

 午後の部では、化学生命学部生命機能学科の井上和仁教授が講師となり「もふもふ!こけ玉づくり」を実施。11組22人が参加し、植物の光合成の仕組みを学んだ後、こけ玉づくりを体験した。

 子どもたちは、顕微鏡でオオカナダモを観察したり、慣れない手つきでこけを土に巻き付けたりと熱心に取り組んでいた。参加者からは「環境や森の大切さがよくわかった」「SDGsについてもっと知りたくなった」などの感想が寄せられ、緑の大切さを考える貴重な機会となった。

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