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神奈川区 文化

公開日:2025.09.27

会社が御朱印スポットに
株式会社岡地建工社「地域との間にご縁を」

  • ガチャガチャを持つ岡地代表と御朱印を持つ社員の細川さん

 神社や寺に参拝した証として押してもらえる「御朱印」。御朱印を集めるために神社を巡る「御朱印巡り」の動きが数年前からブームとなっている。

 (株)岡地建工社=松見町=は9月25日から、同社独自の「御朱印」の販売を始めた。

「会社でもできる」

 御朱印帳を約50冊コレクションをしているほど神社好きな同社の岡地俊明代表の発案。神社巡りで滋賀に旅行に行った際、乗車したフェリーが御船印を販売していたのを見て「『会社でもできるのでは』とひらめき、すぐに実現に向け動き出した。「実際に足を運ばないと得られないところが魅力。御朱印をきっかけに、気軽に会社に足を運んでいただきたい」と岡地代表。

 御朱印には中心に社名、背景に社判やコーポレートカラーであるホライゾングリーンの龍がデザインされている。全9案の中から議論の末選ばれたもの。「背景に薄く図案を描き、建築会社らしさを出しました」と、デザインを担当した同社職員の細川未歩さん。

 御朱印は300円で「授与」しており、平日午前10時から午後5時に、同社入口付近のスタッフに声をかけるともらえる。御朱印により集まった金額は寄付を検討している。

 また同日から、同社入口手前に独自のカプセルトイの機械も置いている。中のグッズは社内の3Dプリンターで作成したもの。岡地代表は「『こんなことをやっている会社があったんだ』と知ってもらうことで、地域の方や学生さんとの間に良いご縁が生まれれば」と話した。

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