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神奈川区 社会

公開日:2025.09.29

イオンで魚のおろし体験
初開催で親子7組参加

  • サバの2枚おろしに挑戦する山本さん

  • 捌き方を教える「イオン鮮魚士1級」を持つ職員

  • 袋に切り身と調味料を入れ味付け

  • 捌いた魚がその場でフライに

 イオンリテール(株)南関東カンパニーは9月23日、調理実習を通して魚に親しんでもらう取り組み「おさかな教室」を実施した。小中学生の親子を対象に、魚のおろし方や見栄えの良いお造りの盛り方などについて指導した。イオンスタイル東神奈川の上階にある東神奈川研修センターで初めて実施された。

「調理苦手」に応え

 この取り組みは、顧客から募った意見をもとに課題を改善するための社内アイデアコンテストから生まれたもの。「魚は好きだが調理が苦手」といった声を受け、実現に至った。

 当日は親子7組が参加し、魚の資源保護に関する座学を受けた後、サバの2枚おろし、アジの3枚おろしを体験。子どもたちはフライのパン粉つけ、親たちは刺身のお造り実習などを経て、最後は自分たちがおろした魚料理を試食し、感想を述べ合った。神大寺から参加した山本紡久さん(9)はアジの3枚おろしを体験し「簡単だった。食べるのが楽しみ」と満足気に話していた。

 実習は社内資格の「イオン鮮魚士1級」を持つ同社の社員の解説とともに進められた。「イオン鮮魚士」とは、小売り企業内の生鮮技能検定として唯一の厚生労働省認定資格。安全かつ衛生的に効率よく作業ができ、規定内の時間、基準通りの出来栄えで商品製造できるかが資格の基準。

 同社の広報担当者は「お客様の声を直接聞くことができる貴重な機会。魚食文化や魚調理に親しんでもらう機会を提供することができて良かった」と話した。

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