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神奈川区 社会

公開日:2026.05.28

横浜大空襲から81年 羽沢小に残る戦争資料 住民寄贈の焼夷弾や砲弾

  • 資料室に保管されている焼夷弾と機関砲の砲弾

    資料室に保管されている焼夷弾と機関砲の砲弾

 あす5月29日で横浜大空襲から81年を迎える。東神奈川駅などを目標に無数の大型焼夷弾が投下され、旧市域の市街地を中心に死者数は8千人以上とも言われている。

 横浜の街はこの日以外も、たびたび空襲の被害に襲われた。その痕跡を残す資料が羽沢小学校に今も眠っている。

 同校の郷土資料室「はにわルーム」には、羽沢から出土した土器から昔の農機具、小熊のはく製まで地域から寄贈された様々な郷土資料が保管されている。

 その一つが、横浜大空襲1カ月前の4月15日の空襲で投下された焼夷弾と、別の時期に羽沢町の竹やぶから見つかった、米軍機から発射されたとみられる機関砲の流れ弾だ。

 4本ある焼夷弾の中にはつぶれて折れ曲がっているものもあり、落下の衝撃や熱風が想像できる。砲弾も手に取るとずっしりとした重さを感じることができる。

 同校の創立30周年記念誌には、寄贈した地域住民による焼夷弾の被害の記述があり、「近くの家が3軒燃えてしまい(中略)向かいにあった田んぼも火の海になりました。飼っていた牛が驚いて小屋の横木を折って逃げ出して困りました」といった文章が残っている。

 この他にも戦時中の配給券なども保管されており、同校では授業で戦時中を学ぶ際などに使用しているという。川村智子校長は「実物があることで『こんなものが降ってきたのか』と実感してもらえたら」と話した。

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