神奈川区 社会
公開日:2026.06.04
神奈川台場コンテンツを公開 市役所公開セレモニーで
(公社)神奈川台場地域活性化推進協会は5月26日、市役所アトリウムで、横浜開港のシンボル「神奈川台場」のデジタルコンテンツの公開セレモニーを開催した。
神奈川台場は1860年、前年に開港した横浜港の防衛のため、松山藩の築造、勝海舟の設計により完成した。現在は埋め立てにより石垣の一部がわずかに残っている。
当日紹介されたのは、コントローラーを使用し当時の神奈川台場を自由に散策できる体験型VR(仮想現実)、クイズに正解すると神奈川台場の写真を撮影することができるAR(拡張現実)コンテンツ、市内の学校で教材として使用される郷土学習映像の3つ。
体験型VRは神奈川区民まつりなどのイベントで活用される予定。実際に大砲を撃ったりすることも可能で、要所には横浜開港資料館監修の解説が表示される。
ARコンテンツは、神奈川区役所や神奈川地区センター、神奈川図書館、反町地域ケアプラザなどに配架されているチラシの二次元コードをスマートフォンで読み取り、誰でも体験することができる。神奈川台場公園、星野町公園、ぷかりさん橋、横浜ハンマーヘッドの4地点にクイズのキーワードが書かれており、現地へ足を運び街を散策しながら楽しむことができる。
郷土学習映像は勝海舟のキャラクターによる神奈川台場の歴史解説が入っており、中学2年生の社会科の授業などで使用される予定。
参加者も体験
会場には関係者を含む約150人が集まり、郷土学習映像の視聴や各自のスマホを使用したARを体験した。閉会後には、ステージ上で希望者がVRを体験できる時間が設けられた。
同協会の山本博士理事長は市や商工会議所をはじめとした地域企業、横浜開港資料館、制作会社などの協力に感謝の意を述べ、「当時の神奈川台場を鮮明に蘇らせている。楽しみにしていただけたら」と話す。鈴木茂久神奈川区長は「神奈川台場は横浜の開港を語るのにかかせない貴重なシンボル。区内のイベントなどで積極的に活用したい」と話した。
6月6日(土)にはイオンスタイル東神奈川で体験会が開催される。午前10時から午後3時まで。
紹介されたコンテンツの問い合わせは同協会【メール】info@kanagawadaiba.comへ。
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