かわさき宙と緑の科学館 区内建設会社が施工 プラネタリウムに夢託す
最新のプラネタリウムを備えた「かわさき宙(そら)と緑の科学館」(多摩区枡形7の1の2/生田緑地内)があす4月28日、オープンする。施工には区内野川の露木建設(株)(露木直義代表取締役)が共同企業体の一社として参画。同社では「川崎の新しい観光スポットに」と期待を寄せる。
「子どもに夢を与えられるプロジェクトに参画できて大変嬉しい」と話すのは同社の露木直義社長。
新しい建物は地上3階建て、延床面積は約2150平方メートル。自然体験や天文体験、科学体験をテーマに展示設備が一新され、最新鋭のプラネタリウムを備える。
延べ9310人、7万4480時間をかけて施工した同建物には、水分量が通常より少なく、密度の高いコンクリートを使用、耐震性を高めた。同社建築部の田中実さんは「プラネタリウムのドーム型天井は、パネルの大きさが一枚一枚異なり、貼り付けるのに苦労した」と話す。露木社長は「近隣の藤子・F・不二雄ミュージアムとともに川崎の新たな観光スポットになってくれたら」と期待する。
入館料は無料。プラネタリウム観覧料は一般400円、大学生・高校生・65歳以上200円、中学生以下無料。問合せは同館【電話】044・922・4731まで。
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3月22日