旧県営野川住宅跡地 「北野川ふれあいの森」に 市、11月中旬の開放めざす
区内野川の旧県営野川住宅跡地の一部を活用した「北野川ふれあいの森」が11月中旬、共用を開始する。跡地は現在も県が所有し、市が無償で借り受けた。契約は跡地利用が決まるまで1年ごとの更新。ふれあいの森事業で県からの借地は初となる。
整備範囲は、約1万5000平方メートルの県有地のうちの約830平方メートル。市では柵や看板の設置、整地などを行った。県との契約でベンチなどの造作物は設置しない方針。今後は地元住民による保全会が定期清掃などの維持管理のほかイベントや広報などを担うという。
2009年から同跡地の緑地保全と公園化を呼びかけてきた「県営野川住宅跡地の緑地公園化等すすめる会」会長の志村明善さんは「地元をはじめ多くの皆さんが力添えしてくれたおかげ。今後は、跡地すべての恒久的な緑地保全を呼びかけていきたい」と話している。
住所は野川331の2外。尻手黒川道路「上野川」交差点から入る。
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3月22日
3月15日