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医療レポート【5】ピロリ菌チェック 早期除菌で胃がんリスク軽減
40歳以上の日本人の約半数が感染しているとされ、胃がんの発生にも深くかかわる「ピロリ菌」。今回はたまプラーザ南口胃腸内科クリニック(平島徹朗院長)の久津川誠副院長に、ピロリ菌と胃がんの関係について聞いた。
世界保健機関が胃がんの確実な発がん因子と認定したピロリ菌は、親から子への食べ物の口移しや井戸水が原因となり、幼少期の感染が多い。これが持続的な炎症を起こし、年齢と共に胃の粘膜が萎縮することで胃がんのリスクが高まるという。「必ず胃がんになるわけではないが、胃がん患者さんの多くがピロリ菌感染者だということも事実です」と久津川副院長。早めの除菌がリスク軽減につながるため、胃内視鏡検査とともにピロリ菌の有無のチェックも大切だという。
同クリニックは「患者さんの負担を減らしたい」と、苦痛の少ない検査を目指す。患者の体に合わせて鎮静剤を用いることで「おえっ」となる咽頭反射が軽減され、リラックスして検査を受けることができる。咽頭反射が少ないと時間をかけてじっくり観察できるため、見逃されがちな胃のヒダとヒダの間にできる微小ながんの発見率も高い。大学病院と同等の高画質・広視野の「ハイビジョン&拡大内視鏡」や特殊光を用いて、より高精度な診断を追求している。「胃がんは予防と早期発見がカギ。40歳以上の方は一度受診してほしい」
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4月19日
4月12日