宮前平中学校陸上部(松崎初奈子顧問/部員数85人)が、6月に行われた通信陸上川崎地区予選会の男女総合で3連覇を達成した。今夏は早坂佑太さん(3年)が100mで全国大会、さらに200mでは関東大会に出場。棚田康平さん(同)も砲丸投げで関東大会への出場を決め、躍進を見せている。
通信川崎予選会は、競技ごとの他、競技の順位で得点を付け学校ごとに争う。連覇を目指す同中は、個人競技の活躍のほか1年生のみのリレー男子が優勝、女子は3位、共通は男女とも2位と団体でも健闘を見せ、2位に大差をつけての優勝を果たした。松崎顧問は「2、3年も全て出し切り、1年生は想像以上の活躍を見せてくれた。自分が現役時も聞いたことない功績を残してくれた」と喜びを語り、選手らを労った。
好敵手の背追い越して
7月4日に行われた県選抜大会100m予選で、早坂さんは11秒18で標準記録を突破し全国の切符を手にした。大雨のため2日間のスケジュールを1日で全てこなすこととなり、決勝は棄権。体力を温存して臨んだ200mは5位に終わったが、悔しさをバネに挑んだ17、18日の県通信大会200mで優勝を果たした。小学生から陸上を続ける早坂さんは「ずっとライバルに勝てなかったが、初の県優勝を果たせた」と喜びを噛みしめ、全国、関東とも「集大成。ベストを更新する」と闘志を燃やしている。
棚田さんは県選抜大会砲丸投げを3位で終えると、県通信大会では予選を1位通過。徐々に記録を伸ばし4投目に12m16をマーク。「ベストの12m41を超える」と気合を入れたが2位で大会を終えた。心折れず高みを目指し「もっと記録を出せる。気持ちを出し切りメダルを取りに行く」。関東大会は7、8日に埼玉で、全国大会は17〜20日に茨城で行われる。
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