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カワサキハロウィン 24年の歴史に幕 「これまでの参加者に感謝」

文化

掲載号:2021年9月3日号

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ハロウィン・パレード(2019年)
ハロウィン・パレード(2019年)

 川崎駅周辺で毎年10月に行われてきた「カワサキ ハロウィン」の終了を同プロジェクト事務局のチッタ エンタテイメントが8月27日に発表した。1997年に始まり、日本最大級のイベントに成長した「カワハロ」は惜しまれながら24年の歴史に幕を下ろす。

 同社によると昨年2月に止め時と判断。「カワハロ」の盛り上がりがピークを過ぎたことや、ハロウィンが日本中どこでも楽しめるようになったこと、他都市での迷惑行為によるイメージダウンなどが理由だという。同社取締役で「カワハロ」プロデューサーの土岐一利さんは、「カワハロに代わる新たな刺激を生む方が建設的で、そうあるべきだと判断した」と語った。

 「カワハロ」はJR川崎駅近くの複合映画館「チネチッタ」10周年記念として、東京や横浜から若者を呼べる刺激的なイベントを作ることをテーマにスタートした。当初は参加者集めに苦労したが、大音量を轟かせながらの仮装パレードが若者に支持され規模が拡大。2010年代には主催25団体、パレード参加者約3000人、観覧者12万人にまで成長した。

 20年以上続いたのは、世相を反映し、想像を超える刺激的な仮装の参加者がいたことで、多くの観客が沿道に詰めかけ、メディアの注目もあったからだという。土岐さんは「祭りを楽しくしてくれたのは参加者の人たちでした。皆さん最高です」と感謝の気持ちを隠さない。仮装は今では日本全国、ネットを使えば世界で楽しめるようになった。参加を楽しみにしていた人たちには、「他の場で楽しんでほしい」と理解を求める。

 土岐さんは「カワハロの一番の財産は地域が一体となって取り組んだこと」とも話す。駅周辺の全商店街、大型商業施設、市をも巻き込んだプロジェクトは他にそうないだろうという。「新たなコンテンツがあれば、このチームはすぐにでも動き出すと思う。20年以上かけて築いてきた関係は盤石。色んな可能性が残っている」と次なる展開に期待を寄せる。

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