市政報告Vol.38 都計道 横浜生田線(水沢工区)の状況について質問 川崎市議会議員 矢沢たかお
12月21日に閉会した市議会第4回定例会で一般質問に立ちました。その中から「都市計画道路横浜生田線(水沢工区)」についてご報告いたします。
清水台交差点を菅生緑地方面に真っすぐ抜ける都市計画道路横浜生田線は 、川崎市域の骨格を形成する重要な幹線道路です。横浜市側に抜ける道路であり、昭和61年から川崎市による用地買収を開始しました。私は川崎市議会にて、1期目当選当初から開通に向けた取組を取り上げ続け、令和元年度には、事業用地すべての用地買収と工事に関する基本設計が完了し、残すは横浜市側との調整のみの状況となっています。そこで、当局に現在の進捗状況と今後の方向性を質問しました。
7年度完成目標へ
建設緑政局長は「平成28年度策定の第2期川崎市道路整備プログラムに基づき、整備推進路線として令和3年度の完成を目指していたが、横浜市との調整が整っていないため、完成目標を令和7年度に変更している」。また、「水沢工区については、本市の幹線道路ネットワークにおいて隣接都市と連絡する重要な路線であり、(中略)本路線を取り巻く周辺環境は大きく変化しているため、交通の分散化や緊急時における道路の冗長性確保などにも寄与する本路線の整備は大変重要である」と答弁。
一方、横浜市側との協議調整については、昨年1月に局長級協議を実施し、両市において当該道路の重要性を確認したが、10月に横浜市としては整備の優先度が低く、当面事業化する予定がないとの回答を受けたことも答弁でわかりました。
厳しい回答ではありますが、本市として令和7年度までの完成を明言した以上、その具体的手法を考えていないわけではありません。課題は多いですが、令和7年度の完成に向け、引き続き横浜市とのより一層の連携を図り、早期の道路開通に向けて取り組んでいく方向性を共有いたしました。
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4月26日
4月19日