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公開日:2022.04.08
地域みまもり支援センター
認知度向上へ冊子発行
「支援につなげる一助に」
宮前区は小冊子『宮前区役所地域みまもり支援センター福祉事務所・保健所支所活用ガイドブック』を3月末に作成、配布している。区民に冊子を手にしてもらい、同センターについて理解を深めてもらうことで、必要な支援につなげる狙い。
保健師や栄養士、社会福祉職などが専門性を生かし、市民が安心して暮らし続けられるよう、関係機関とともに支援する同センター。冊子では、その位置づけや、区の進める第6期地域福祉計画、センター内の8部署を紹介。業務内容や関係機関の紹介だけでなく、具体的にどんな相談を受け付けているか、その相談は何階の何番窓口に行けば良いか、1年を通してどんなことをしているのか、などの例を掲載。「育児相談」や「ペットが逃げた」などのキーワードや、さまざまな業務、知りたいことについて担当課と電話番号、何階の何番窓口なのかまでを、50音順でも載せている。
発行にあたり同センター職員らは、昨年度はじめに互いの職場について学ぶ機会を設けた。その後、それぞれの立場から掲載内容の調整や確認作業を重ねてきた。高齢者に関する公的な相談機関『地域包括支援センター』などと混同されることが多いこともあり、今回の冊子づくりは一般の人が見てわかりやすいように工夫したという。担当者は「センターについて内部職員はわかっていても、利用する区民にはわかりづらいもの。内容や活用法を知ってもらえれば、必要な支援にもっとつながっていくのでは」と思いを語った。
冊子はA5サイズ64ページで、2000部発行。区役所内同センター窓口で、関心のある人に配布しているだけでなく、区町内会・自治会連合会や区民生委員児童委員協議会などの、関係各所にも配布した。庁内の職員研修でも活用していく見込み。
マンガで紹介
また、区による冊子「わたしたちにできること」の第3弾となる、『こんなマーク、しってる?』もこのたび発刊された。A5サイズ8ページ、3万部発行。区内の小中高校に配布される予定となっている。
同冊子は、子どもたちに興味をもってもらえるように、「ほじょ犬マーク」や「ヘルプマーク」「マタニティマーク」などの意味を、マンガ仕立てで紹介している。同課では、2019年3月に『地域でつながる・支え合う』、同年12月に『認知症ってなんだろう』を発行するなど、地域のつながり・支え合いのしくみである『地域包括ケアシステム』について継続して伝えている。
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