「コロナ禍で従来の活動ができない。みんなで元気に」。宮前区内で、新たな一大イベント創出に向けて地域の力が結集している。向丘地区の11団体が『向丘福祉・パーク祭り』を10月に開催しようと、話し合いを重ねている。
向丘地区社会福祉協議会が例年開催してきた福祉バザーや自治会主催の盆踊りなど、コロナ禍でことごとく中止せざるを得ない状況が続いている。主催者側、参加者側ともに思うように活動できない中、5月20日の同地区社協理事会で川田和子会長が「互いの団体を知って一つのことをやることで、自然に交流が生まれ団体同士の横のつながりができる。地域をつなげ、還元しては」と新たな祭りを発案、承認された。
地区社協を構成する団体など11団体が賛同し、実行委員会を立ち上げた。今年4月に指定管理者が変わった県立東高根森林公園の共催もあり、同園パークセンターで6月から各団体代表が話し合いを重ねている。小川富久実行委員長(神木本町自治会会長)は「話を詰めていかなくてはならないが、さまざまな団体、多世代が一緒になって盛り上げていけたら」と思いを語る。
東高根森林公園で
現在予定している祭りは、東高根森林公園の出会いの広場からケヤキ広場までを会場に10月10日開催を想定。
主催する向丘地区社会福祉協議会の構成団体をはじめ、以下11の実施団体がブース出展する。【1】【2】向丘第1地区・同第2地区民生委員児童委員協議会【3】向丘地区連合自治会【4】宮前区保護司会【5】向丘防犯連絡協議会【6】向丘地区青少年指導委員会【7】向丘地区スポーツ推進委員会【8】交通安全母の会向丘分会【9】向丘地区老人クラブ連合会【10】宮前区子供会連合会向丘支部【11】はぐるま稗原農園。
同公園はキッチンカ―を招集。多世代が交流できる催しにと、若者に気軽に参加してもらえるようフリーマーケット出店者も募集中。無料だが向丘地区の人限定(申し込み・問い合わせは宮前区社協【電話】044・856・5500)。
川田さんは「それぞれ手応えがあれば、自然と次回にもつながるはず」と期待を込めた。
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