宮前ガバナンス11月号 連載寄稿 区課題の解決に向けた、石田の視点! 〜宮前区議団令和6年度予算要望〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
10月30日、令和6年度予算に対する宮前区議員団要望を、福田市長に行いました。行政は11月上旬にかけて、令和6年度本市予算案を策定するため、市長査定を行っています。宮前区選出議員団は、このタイミングを見計らって、区の地域課題の解決に必要な、令和6年度予算要望を取りまとめます。区議団では、「緊急要望事項」(11項目)と「重要要望事項」(15項目)に分けて提案しました。市長には直接、私からその内の2つの要望を取り上げ、提案しました。
1つは、緊急要望事項に掲げた、都市計画道路の整備促進です。特に、梶ケ谷菅生線の整備促進を市長に求めました。鷺沼駅へのアプローチとしての幹線道路である梶ヶ谷菅生線の整備は、「第2次道路整備プログラム」に位置付けられていません。まずは計画に位置付ける必要があります。令和6年度から、鷺沼駅前再開発の整備が始まります。鷺沼駅周辺では、交通渋滞が課題となっています。交通の動脈ともなる都市計画道路の未着手の区間を、一早く整備するべきだと考えています。
2つは、重点要望事項に掲げた「全国都市緑化かわさきフェア」の宮前区独自の取組みに対する予算です。令和6年は、川崎市制100周年を迎えます。自民党川崎市議団から求めた結果、フェアの誘致に成功した経緯があります。コア会場として富士見公園、等々力緑地、生田緑地を中心に開催します。期間は令和6年10月19日〜11月17日と、令和7年3月22日〜4月13日の2回です。宮前区内の公園は、コア会場に含まれていません。宮前区民も、地域でフェアを体感できるよう、必要な予算を求めました。
宮前区選出議員団の取りまとめた予算要望が予算化され、課題の解決につながる事を期待します。令和6年は本市の歴史の転換期とも言えます。新時代を切り開くために、市制100周年への架け橋に相応しい予算を組んでいかなくてはなりません。3月の予算議会では、宮前区の課題解決が図られるよう議論に努めてまいります。
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10月4日