昨年11月に本選が行われた「かわさきピアノコンクール」の入賞者によるコンサートが2月24日、カルッツかわさき(川崎区)で開かれ、第2位にあたる神奈川県知事賞を受賞した堀唯人さん(富士見台小5年)ら24人が、観客の前で美しい旋律を奏でた。
同コンクールは「音楽のまち・かわさき」から世界へ羽ばたく音楽家の発掘と育成を目的に3歳から一般までの8部門で行われる。審査により各部門と全体での入賞者が決定する。4回目の今回は予選に全国から250人が参加。うち本選には132人が進んだ。堀さんは小学5・6年生による「C部門」で第1位を獲得。参加者全体では、グランプリに次ぐ第2位の県知事賞に輝いた。
入賞者によるコンサートには約150人の観客が訪れた。堀さんは、ショパンの『ポロネーズ 第14番 嬰ト短調』を演奏。入場者を魅了した。
演奏を終えて堀さんは「去年の入賞者コンサートでこの曲を弾いていた人がいて、かっこよかったのと、音をしっかり出すところ、静かなところのメリハリがあって、自分に合っていると思った」と選んだ曲への思いを述べた。
普段、ピアノのほか、サッカーに塾にと、さまざまなことに打ち込んでいるという堀さん。県知事賞を受賞したと聞いた時は、「興奮した。お母さんと一緒に喜んだ」と振り返った。
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