数値でみる川崎と高津No.14 シリーズ 地域差が大きい川崎市 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
このシリーズの第1回目で、今や148万人を超えた川崎市の人口規模は、都道府県と同等であることを見ました。これだけの大都市となると、全市的な観点だけでまちづくりを考えたのでは、十分とは言えません。
本市では、市政に対する市民の意識を調査するために、年2回市民アンケートを行っています。下記のグラフは、昨年の夏に行ったアンケート結果からとったもので、住環境のどのような点に満足しているかを聞いたものです。
川崎区の区民では、満足している方の約7割が「利便性が良い」ことを挙げているのに対し、高津区で利便性に満足している方はおおむね5割、麻生区はわずか2割にとどまっています。逆に、麻生区の5割近くの方は「緑の多さ」に満足しているのに対し、高津区では3割弱、川崎区では1割にも達していません。
行政区を単位に見ても、川崎市のどこに満足しているのかが違っており、こうした違いにきちんと目配りできているのかが問われています。
ほりぞえ 健
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12月6日