数値でみる川崎と高津No.18 シリーズ 川崎は全国有数の港湾都市 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
高津区民にとってはピンとこないかもしれませんが、川崎市は国内有数の港湾都市でもあります。川崎港は国際戦略港湾にも指定されており、全国に994ある港の中では、入港船舶総トン数、貨物取扱量のどちらも8番目の規模となっています。
最近の特徴は、とくにコンテナの取扱量が急増しているという点です。2010年に約3万7千TEU(20フィートサイズのコンテナに換算した容量)であったものが、2015年には約10万8千TEUへと、6年間で実に3倍に増えており、この傾向は今後もしばらくは続くと思われます。
川崎港は、川崎市だけでなく、首都圏にとっても重要な役割を担っています。他方で、高津区民を含めた川崎北部の市民にとっては、なかなか身近に感じられていないのではないでしょうか。学校教育の場をはじめ、川崎港に接する機会を増やすことは当然必要ですが、同時に、川崎港とは生活圏が異なる北部の市民が、港湾政策にどこまで関与できるのか、また、関与すべきなのか、議論が必要かもしれません。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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