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郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる まちのこぼれ話 第1話 その4 英 径夫さん

掲載号:2019年6月14日号

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◇戦争後、街の様子はどうでしたか?

 この辺りには建築関係の職人が結構いたね。大工がいて、鳶職がいて、左官屋がいてペンキ屋がいて。そして畳屋でしょ、襖でしょ。今は畳屋と襖屋が残っているけど、大工もいるかな。昭和30年代は、まだ街道沿いも昔の街並みが残っていた。

 花街で遊ぶ人はだいたい東京から来ていたんだよね。地元の人は顔がばれちゃうから。俺らの前、青年団の時代はお祭りのあと、神輿担ぎ終わったあとに「鉢洗い」っていって料亭に上がってどんちゃん騒ぎをするのが恒例だったんだ。そういうときじゃなきゃ、職人なんか行かれなかったところだから料亭なんて。

 我々の代はそれを辞めちゃったんだ。せっかくご祝儀で集めた金を一晩で使っちゃしょうがないってね。神輿を修理する金もなくなるってことにならないように。神輿が町を一回りしてくると、200万くらいご祝儀がもらえたんだよ。

 お祭りなんかどんぶり勘定もいいところだった。ご祝儀持っていくときは酒を持っていく。酒瓶には店の名前が書いてあるから宣伝になる。残った酒は酒屋持っていって、引き取ってもらう。そういうお金で子ども会なんかにも全部まかなっていたんだよ。だからみんな協力してくれていた。地域の中で、お金がまわっていた。昔はね互いの顔が見えて、信頼があった。地域文化っていうのができていたんだよね。

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