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高津区 政治

公開日:2023.04.21

統一地方選挙当選者に聞く【1】
これからの高津区 私の取組み

自民党・県義 小川久仁子さん(70歳)

―選挙結果をどのように受け止めていますか?

 (多くの得票に)まず心から感謝したい。高津区は統一教会報道を引きずり、街頭では自民党というだけで統一教会との関係を罵倒され、自らは無関係であっても非難される場面が多々あるなど、苦しい選挙だった。

―今後、力を入れて取組んでいく課題は?

 まず、異次元の子育て支援という首相発言を地域に根差せるよう努力する。また困難を抱える女性の支援新法を基に、幅広に全ての人が係わる形で本県の実行計画を策定したい。さらに、訴え続けてきた「医療・介護・福祉・子育て支援・教育の分野での差別の撤廃」を言葉通りに取り組む。

―高津区の課題と、対応策等をお聞かせ下さい。

 まず、浸水対策。県は矢上川の地下遊水トンネル建築など橘地域の洪水対策を行っているが、市の下水浸水管理対策は不十分。多摩川流域地域において市民の目に見える形でこの対策や浚渫事業が進められているか県の立場から注視していく。

―黒岩知事の県政運営をどの様に評価されていますか?

 選挙期間中にみっともない女性スキャンダルが報道され大変恥ずかしい。だが県政運営に支障が出ないよう政策的にはしっかりと県議会が議論をリードしていきたい。

―最後に区民へのメッセージをお願いします。

 これからもわかりやすい県政報告を続けていくので、町でみかけたら、気軽に「くにこさん!」と声をかけて欲しい。

自民党・市義 青木功雄(のりお)さん(45歳)

―選挙結果をどのように受け止めていますか?

 これまでの実績を評価して頂いた結果(5期連続トップ当選)に感謝すると共に、この間に約20万人もの人口が増加した川崎市民のポテンシャル、期待の大きさを痛感し身の引き締まる思い。

―今後、力を入れて取組んでいく課題は?

 溝口駅南口や梶ヶ谷駅などの街の賑わい醸成に関する事業や、新作にある川崎市民プラザの利用者数をコロナ禍以前のレベルに戻す取組みなど。またダンスイベント支援などを通じて、地元で挑戦している人を積極的に盛り上げていきたい。

―高津区の課題と、対応策等をお聞かせ下さい。

 推し進めてきた「行政デジタル化の推進」について、市民の生活に即した、より一層高い利便性が求められていると感じる。AI(人工知能)等の活用により業務効率化を図り、限られた人的資源の最適化を目指す。

―福田市長の市政運営をどの様に評価されていますか?

 柔軟性に富み、常に川崎市の未来を見据える姿勢には共感を覚える。その一方で今年9月には、京浜地区の高炉等が休止される予定となっており、脱炭素社会への移行などのエネルギー政策が大きな転換期を迎える中で、市長の判断や意思決定について注視しなければならない、と考える。

―最後に区民へのメッセージをお願いします。

 川崎市は来年「市制100周年」。節目を機に新たな時代を皆さんと共に作っていきたい。

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