高津区 スポーツ
公開日:2026.02.06
スキー選手古賀結那さん
福田市長へ五輪出場報告
溝口から挑む 初の夢舞台
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックへの切符を手に入れた、高津区在住のスキーフリースタイル選手・古賀結那さんが1月28日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に出場報告を行った。
大会には「スロープスタイル」「ビッグエア」の2種目で出場する古賀選手に向けて福田市長は「雪の降らない川崎から、冬季五輪に出場する代表が誕生するとは、と驚いています。大会での活躍、心から応援しています」と、激励の言葉を贈った。
日本代表の公式ウェアに身を包んだ古賀選手は、内定の知らせに涙を流して喜んだ家族との時間を振り返りつつ、大会に向けて「実際のスケール感は現地に行ってみないと分からないが、勇気を持って挑みたい。出せるものをすべて出し切り、まずは両種目での決勝進出を目指す」と力強く語った。
最後まで「望み捨てず」
3歳のときに体験したスキー教室をきっかけに競技の道に入った古賀選手は、かつて高津区に存在した室内練習場を拠点に技術を磨き上げた。中学2年時には国際大会で準優勝を飾るなど頭角を現したが、10代で3度の大怪我に見舞われた。
「一時は引退も考えました」と振り返るが、リハビリを経て雪上に戻った際に感じた「滑る楽しさ」が再起の原動力となったという。2023年に開かれた「FISU・冬季ワールドユニバーシティゲームズ」では、高難易度の技を決め2種目で金メダルを獲得するなど着実に実績を出していった。
今大会の出場に向けても、厳しい選考基準をクリアした上で最後まで出場枠を争うなど、険しい道のりとなった。それでも「最後まで望みを捨てない」執念で、初となる五輪行きの切符を掴み取った。
この2年間で、スクワット時に持ち上げられるバーベルの重量を80kgまで引き上げるなど地道な肉体改造を続けてきた古賀選手。強靭な下半身と、空中での華麗なパフォーマンスを武器に世界へ挑む。
現在、高津区役所にはその快挙を祝う横断幕が掲げられており、地元の期待も最高潮といったところ。古賀選手も地元・溝口への愛着を語っており「遠征から帰って、溝口駅周辺を歩いていると、すごく安心する。地元にメダルを持って帰りたい」と笑顔を見せた。
明日からいざ本番
女子スロープスタイル予選は日本時間2月7日(土)午後6時30分から。女子ビッグエア予選は同月15日(日)午前3時30分から行われる予定。古賀選手は「ぜひ、応援してください」と呼びかけた。
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