市政報告vol.014 多摩川河川敷のトイレ問題に対応 あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 会派団長 岩田ひでたか
高津区生まれ高津区育ちの岩田英高です。多摩川では土日祝日、野球やサッカー等の試合が行われ多くの親子が集まります。しかしながら、以前よりトイレが汚いという声を耳にしていました。そこで、以下の順でこの課題に取り組みました。
【1】独自アンケート
まずは多摩川でアンケートを実施。結果、172名の方が回答下さいました。質問1は「トイレを使いますか」で、「使う」が58名、「使わない」が29名、「緊急時にしか使わない」が80名でした。「使わない」と「緊急時にしか使わない」を合わせると109名になり、トイレがあっても6割以上が使用していないという事実が判明しました(図1)。そこで次に、この109名に質問2「なぜ使わないのか」聞いてみました(複数回答可)。結果、「汚いから」が99名、「臭いから」が74名、「近くにないから」が49名、「男女兼用だから」が30名、「紙がないから」が19名でした。「汚いから」と「臭いから」を合わせると173名となり、多くの方が衛生面で抵抗があるのが分かりました(図2)。
【2】現地視察・調査
アンケートと並行して現地視察しました。例えば宇奈根球場のトイレは非水洗式です(写真1)。綺麗、汚いは主観によりますが、私も「緊急時にしか使わない」と思いました。ここには簡易水洗トイレもあります。非水洗式に比べれば綺麗かもしれませんが、別箇所の設置時の写真を入手。比べてみると、かなり劣化しているのが分かりました(写真2)。そこで当時、市が施工依頼した業者を調べてみると、デザイン的にも汚れが目立たず、また複数の手すりやベビーチェアが付いているトイレもある事が分かりました。
【3】一般質問で提議
以上の資料を揃えて、6月24日の一般質問でこの問題を取り上げました。結果、宇奈根球場の非水洗式トイレは今年度中に更新(ただし、丸子橋の非水洗式は市で設置したものではないので対象外)。簡易水洗トイレも更新計画中の為、デザインやバリアフリー化も考慮するとの事。市民の皆様が多摩川で楽しく、快適に過ごせれば幸いです。
岩田ひでたか
TEL:050-3479-9169
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