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高津区在住 「俳優」鈴木淳さん 表現者としてSDGsに挑戦 誰もが自分らしくいられる社会へ
イベントMCとして地元・川崎市で活動する中でSDGsと出合い、その重要性を強く感じたという高津区在住の俳優、鈴木淳(じゅん)さん。
身近な人々の取り組みに触発され、「表現者として、自分にも何かできるはず」と、SDGsへの挑戦をスタートした。今回、17ある目標の中から、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」と目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の2つに焦点を当て、鈴木さんならではの取り組みについて話を聞いた。
「すっくん」と仲間たち
――幼少期におけるジェンダー認識について教えてください
「小学生時代の私は、周りから『男の子っぽくない、女の子っぽい子』と言われることが多く、人知れず傷ついていました。しかし、クラスメイトたちは、私の言葉遣いや振る舞いを特に意識することなく、『すっくん(当時の私の愛称)はすっくんだから』と、私という人間を認めてくれていたのです。
同窓会で皆に再会すると、人の親になったり、会社で重要な立場に就いたりしている中で、『すっくんみたいなタイプがいても、(私で慣れているので)対等に付き合える』と語ってくれます。『今一人で悩んでいることも、後になって誰かの役に立つ日が来るから、決して無駄ではない』と、あの頃の自分に言ってあげたいです」
「ジェンダーの壁」
――ジェンダーの壁にぶつかった経験があったそうですね
「大学在学中に、舞台俳優としてエンターテイメントの世界に足を踏み入れた私は、表現者としてジェンダーの壁にぶつかりました。その頃の私はアンサンブルという、コーラスやダンスでメインキャストを盛り上げる役割をいただくことが多くあったのですが、例えば『◯◯の男』という役ならば、男らしく存在することが必要とされるため、普通の男に見えるためにはどうすれば良いか非常に悩みました。
悪目立ちしないよう、自分自身にふたをし、周りに溶け込むことを意識していたので、自分らしさはありませんでした。あの頃の私は、私であって私ではない別人だったのです」
「役者」としての第三章
――そして今、どのような思いで活動されているのでしょうか
「俳優として沢山の現場を経験し、数多くの学びや気付きを得た私は、自分が本当にやりたいことと、やるべきことが少しずつ一致するようになってきました。自分らしさを見失いながらも暗中模索を続けていた新人時代を第一章とするなら、様々な経験を積んだ第二章を経て、人生の後半に差し掛かった現在は、私にとっての第三章と言えます。
第三章では、その時その現場ごとに自分の肩書は違っていても、私自身は常に「役者」としてありたいと願っています。その心は、人様のお役に立つ者こそ役者であると信じているからです。
誰もが生きやすく本来の自分らしくいられる社会の実現を目指し、◯◯らしくあろうと頑張っている方々に本来の自分を取り戻していただくため、表現者の一人として出来ることを発信し続けたい。これが、私なりの目標5の達成に向けたチャレンジです」
連携で築く未来
――目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」について、どのような思いがありますか
「昨年市制100周年を迎えた川崎市では多くのイベントが開催されましたが、私はその内のいくつかにMCとして関わらせていただきました。ハプニングが起こる瞬間もありましたが、無事に終えることが出来たのは、来場者の皆さまやスタッフの方々の、まさにパートナーシップのお陰だと感謝しております。
そして何より、現場マネージャーとして私の仕事に同行し、側で支え続けてくれたパートナーの存在が私に力を与えてくれました。私たち2人が互いに協力し合うことで、そのuniqueness(独自性)が、どなたかのhappiness(幸せ、喜び)になれたら、こんなに幸せなことはありません。その考えこそが、目標17に向けてのチャレンジにつながると思います」
――読者に向けてメッセージをお願いします
「この記事に目を留めてくださった皆様、『千里の道も一歩から』と言うことわざの通り、全ての人が平等に暮らすことが出来る持続可能な社会を目指し、自分なりのチャレンジを始めてみませんか。100周年のその先へ、川崎の未来を共に築いて行きましょう」
![]() マルチな活躍を見せる鈴木さん
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![]() ※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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7月11日