高津区 社会
公開日:2025.08.01
学生サッカー選手 剪定を体験
小林植木(子母口)の協力で
県の社会人サッカーリーグに所属する、メンバー全員が大学生のクラブ「FC GRANSUMA(横浜市)」の選手と(株)小林植木(小林政春会長・子母口)が7月12日、橘樹神社(子母口)の植栽の剪定作業を通して交流した。なぜ、学生選手たちは、普段接点のない地域の企業と協力することになったのか。その理由とは――。
円滑な就活へ
今回の試みは、クラブを運営する(株)Pivon(下作延)の堀田一樹代表=人物風土記で紹介=が、クラブスポンサーを務める小林植木に恩返しをしたいという思いで発案・実施されたもの。
また、普段接点のない学生と直接交流することで、企業が「こんな社員が欲しい」と考える機会にしてほしいという狙いがあり、また、学生側も中々体験する機会のない仕事に触れることで、自身の適性や興味を発見でき、将来のキャリア選択の幅を広げられるとも考えていた。
木々を通して交流
当日、選手たちは小林植木の職人が剪定した枝葉を清掃し、ごみ収集車に入れる作業に取り組んでいった。
また、小林会長の仕事の様子を見学し、剪定する枝の見比べ方や、木々の特徴を生かした育て方、仕事をする上での大切なことを小林会長から教わる場面もあった。
クラブに所属する渡部瑠太さんは「高所で作業する大変な仕事だと感じた。一方、木々を育てていく過程が、選手育成と共通しており、面白さも感じた」とコメント。また、小林会長も「剪定の仕事を手伝ってくれてありがたかった。今時の学生と交流できる、またとない機会になった」と、笑みを浮かべていた。
交流を経て堀田さんは「学生と企業の双方がお互いを知り、円滑な就職を進めるための仕組みを、これからも作っていきたい」と語った。
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