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高津区 意見広告

公開日:2026.01.23

市政報告vol.030
リンゴの色と政治的判断(小児医療費の無償化)
あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 岩田ひでたか

【1】リンゴは何色か

 新年最初の市政報告ということで、今回は少し違った切り口でお話ししたいと思います。

 皆さん、リンゴは何色だと思いますか。人間には赤く見えるリンゴも、犬には灰色に、ミツバチには(人間には不可視な)光の模様に見えるそうです。つまりリンゴに本当の色というものはなく、それは見る者によって全く異なるのです。

【2】多角的な視点で

 社会課題も同じです。年齢、職業、価値観など立場によって見方が全く異なります。だからこそ、政治的判断をする際は、できる限り多角的な視点を持つことが大切だと考えています。

【3】小児医療費無償化の例

 昨年7月24日の文教委員会で、市独自の小児医療費無償化を求める陳情審査がありました。

 かつて高齢者の医療費を無償化した際、医療費の急増やモラルハザード(病院のサロン化)を招いたこと。住む場所によって格差が生じないよう、福祉政策は国が担うべきという考え。こうした観点からすれば、無償化は慎重であるべきでしょう。

 一方で、子どもが病院をたまり場にするとは考えにくいこと。無償化を実施している近隣自治体との間で格差が生じているという実態。これらを考慮すると、無償化する必要があると言えます。

【4】どちらも正しい

 どの視点にも、それぞれ正しさがあるのです。私自身、小児医療費の無償化を公約に掲げていましたが、改めて視点を整理し、何度も考えました。そして最終的に市民利益を総合的に判断して「趣旨採択」という結論に至りました(その後、小児医療費の無償化が決まりました)。

 多くの視点の間で揺れながら議論を重ね、それでも一つの結論を出していく。それが政治の仕事であると思います。

岩田ひでたか

TEL:050-3479-9169

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