ネットテレビを配信する「よっしゃこい登戸」の代表 高山 康司さん 登戸在住 35歳
まちの価値は人がつくる
○…インターネットの動画配信機能を使って毎月、登戸周辺の話題を提供する番組を生放送している。区内で活躍する旬な人をゲストに迎えてトークを楽しみ、注目の店舗やイベントを紹介している。駅前の商店街の一角に特設スタジオを設け、街の臨場感をそのまま伝えている。今ではすっかりまちの顔だ。「ちょっと用事で出かけたときでも、登戸駅前の商店街を通過するのに30分以上かかった」と顔をほころばせる。
○…「動画配信だけなら部屋の中で一人でもできる。でもそれではまちを巻き込めない。生放送のステージを組む準備も街とのつながりになる」。準備中に声を掛けられることも多く、自然と仲間が集まり、今では約10人のメンバーがいる。祭りでは現場の神社から中継するなど地元ならではの生放送を行っている。番組の中ではまちのざわめきも聞こえる。防犯情報といった地域の生活情報も配信している。
○…もともとは役者志望。その夢を諦めたとき、以前にアルバイトをしていた登戸のパチンコ店の社長から電話があった。「”ちょっと会おう”という話だったのに、会いに行くと机とパソコンが用意されていた」という。これがまちの宣伝マンとしてのスタート。パチンコ店に務め、宣伝用モニターの映像づくりに携わった。「それまでパソコンに触ったことがなかったけど、信頼に応えようと、1年はほとんど家に帰らず働いた」。3年ほど務め、最初から社長に宣言していたとおり独立して映像関係の会社を立ち上げた。
○…「地域価値は住んでいる自分たち次第。通過駅だと思われている登戸の価値をつくり出したい」。家庭ができ、子どもを持ったとき、自分がまちのことを何もしらないと気づいた。「子どもに何が見せられるか」。それがよっしゃこい登戸をはじめたきっかけだった。「これからは個人がテレビ局を持てる時代。映像を通じてまちの価値に携わりたい」
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4月19日