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多摩区・麻生区 人物風土記

公開日:2026.10.30

優しさテーマに学校と地域を結ぶ感動体験を展開する 米川 智也さん 多摩区長沢在住 49歳

  • 米川 智也さん (写真1)

「ワクワク」の仕掛け人

 ○...「子ども時代に地域で過ごした時間や思い出は、大人になっても心に残る人生の宝物になる」。多摩区PTA協議会の副会長や川崎市PTA連絡協議会の理事として、地域と学校を結びつけるさまざまな企画を精力的に推進している。

 ○...南生田中学校の出身。幼少期から人を喜ばせることが好きで、中学時代には「3年生を送る会」や自然教室のキャンプファイヤーなど、自らストーリーを考えた企画で仲間を楽しませてきた。大学で建築学を学んだ後は大手ゼネコンに入社。現場監督として約20年間にわたりシンガポールやベトナムなど6カ国を渡り歩き、言葉や文化の異なる職人たちと一つの建物を創り上げる熱いものづくりを経験した。

 ○...コロナ禍を機に帰国し、地元の同窓会に参加した際、少年時代の思い出の尊さを再認識。2025年には南生田小学校のPTA会長に立候補した。「ポケットに宝物を集めよう」をスローガンに掲げ、自ら20案もの持ち寄り企画を発案。ラクロスチーム「川崎ファルコンズ」の選手らを招いた「夢チャレンジデー」や、錦ヶ丘子ども文化センターとコラボした「おばけ屋敷」など、子どもの成長や友情を育む体験を次々と形にしてきた。

 ○...活動の軸は『優しさ』。「押し付けではなく、大人が自己実現を楽しみながら子どもたちへメッセージを届けるPTAでありたい」と力強く前を見据える。今後の目標は、28年ロサンゼルス五輪の正式種目となるラクロスでファルコンズを応援する「施設応援団」の活動や、教科書に登場するアーティストとのコラボ企画などの実現だ。「仲間と一緒に喜びを分かち合える場を、これからもこの街で作り続けたい」。同じくPTA活動を支える妻への感謝を胸に、地域の未来を描く。

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