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多摩区・麻生区 社会

公開日:2016.12.02

柏屋 小出社長
「食」の楽しさ実演
市保育会 研究会で指導

  • だしの取り方について話す小出社長(右から2人目)

 日本料理柏屋(登戸)の小出善茂社長を講師に迎え、一般財団法人川崎市保育会が11月22日、研究会を高津市民館で開いた。

 市内52の保育園が加盟する同会が、食育と音楽、造形、健康の4グループで行う研修の一つ。基本的なだしの取り方や盛り付け方をプロに学ぼうと、「食育班」が企画し、加盟園に勤務する栄養士が参加した。

 前半は市食品衛生協会が認定する「手洗いマイスター」である小出社長が、手洗いの方法や重要性について講義。調理実習では季節野菜を盛り込んだ「秋の焚き合わせ」に、実践と指導を踏まえて、グループごとに挑戦した。小出社長は「同じ食材でも時間のかけ方などいろいろな調理法がある。和食を通じて、自然の食材と香りを楽しんでほしい」と参加者に語りかけた。

 至誠館なしのはな保育園(稲田堤)の河村愛子さん(32)は「料理は楽しく作るんだよ、という姿勢に共感した。だしと素材を生かせばおいしくいただけることが分かったので、心がけていきたい」と話した。

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