戻る

多摩区・麻生区 政治

公開日:2017.03.31

多摩区
中村区長、退任へ
防災力、魅力アップを推進

  • 任期を振り返り、多摩区への思いを語る中村区長=23日、区長室

 2015年4月から多摩区長を務めた中村孝也さん(60)が、定年によりきょう3月31日付で退任する。



 川崎区出身の中村区長は、1982年に川崎市役所に入庁。延長保育や一時保育、地域子育てセンターなど子育て施策に携わり、川崎子ども総合プランにも従事。2年前、初の区役所勤務として区長に就任した。



 2年間の任期を振り返り、「多摩区は自然や文化施設が豊富で、魅力にあふれている。『ピクニックタウン多摩区』の取り組みとしてオリジナルサンドのレシピ募集など、区の魅力を生かしたまちづくりを推進し、区内外に発信することができた」と、中村区長は手応えを口にした。



 区民の安全、安心や地域防災力に関する施策では、昨年4月に発生した熊本地震を踏まえ、「区職員も熊本県で支援活動に携わり、稲田中学校をサブ会場に行われた8月の市総合防災訓練では、その経験や教訓を生かせた」と強調。中野島、生田の区内2地区で進む地域包括ケアシステムのモデル事業についても触れ、充実感をにじませた。



 区職員に対しては、「地域と一緒に協力しながら、今後も課題解決に向けて取り組んでほしい」と激励。「多摩区は第二の故郷。これからも応援していきたい」と笑顔で話した。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩区・麻生区 ローカルニュースの新着記事

多摩区・麻生区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS