多摩区版 掲載号:2018年2月9日号
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川崎市選抜チームの新監督として、第72回市町村対抗「かながわ駅伝」に臨む 鈴木 大さん 中野島在住 44歳

若手育成に魂込め

 ○…2月11日に行われる「かながわ駅伝」の川崎市チーム監督に就任。大会を通じて次世代を担う中学生選手を育てていく、川崎市陸上競技協会の方針のもと、「さまざまな学校関係者から寄せられる信頼の厚さと、しっかりした観察眼」(同会・皆川敏明理事長)で抜擢された。「学校の陸上部で見る監督の立場と、市内各地から集まる選抜メンバーを見るのは違う仕事。どういうものなのか探っている」。メンバーについては「力のある選手が揃った。優勝も狙える位置にいる。川崎市として一つの目標に向かって挑戦すれば結果が見えてくる」と力を込める。

 ○…市立川崎高校附属中学校(川崎区)で保健体育を教える。学生時代に陸上部の後輩を指導する中、教えることで選手が変わる様子に嬉しさを覚えた。教員の世界に興味を持ったきっかけだ。大学卒業後に教員生活をスタートさせ、市立南大師、王禅寺、野川、橘中学校で教壇に立った。当初は非常勤講師として働き、正規採用まで9年。正規で最初の赴任先だった前任の菅中学校(菅城下)は、11年勤めた。多摩区暮らしは15年ほどになる。

 ○…陸上競技は「努力した分だけ結果を実感できるスポーツ」という。宮前区出身で有馬中学校時代に陸上競技を始め、川崎北高校、東海大学で続けた。中長距離(800、1500メートル)の選手だったが、「中学校駅伝では市大会で優勝、県で3位を獲得した程度。足は遅かったし、スポーツは得意だと思ったことはないんですよ」。

 ○…競技を続けながら関心を持ったのは、足の速い選手の体の使い方。効率よく速く走る技術を追求したカール・ルイス選手やウサイン・ボルト選手の走りには唸った。菅中学校に在任中、自身が描く無駄のない理想の走りを見せた生徒がいた。その生徒は都道府県駅伝でも活躍。「こうした選手を輩出できるようにしていきたい」。次世代育成への思いを語った。

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