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プロレスヒートアップ 障害者17人を雇用 川崎大会でリング設営も

スポーツ

掲載号:2018年6月29日号

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障害者スタッフと会場案内を行う、ゼミ卒業生の小山さん(右)
障害者スタッフと会場案内を行う、ゼミ卒業生の小山さん(右)

 菅北浦に道場を持つ「プロレスリングHEAT―UP」(田村和宏代表)は、今月23日の興行で障害者17人を雇用。田村代表は、同団体顧問の田園調布学園大学(麻生区)和(かのう)秀俊准教授(44)と協力し、プロレスを通じた障害者支援を続けている。

 今回の興行は、障害者福祉や青少年育成、国際交流を掲げたチャリティー大会として、カルッツかわさき(川崎区)で開催。ヒートアップは市内福祉施設を利用する障害者を対象に、午前10時〜午後2時の1部に11人、2時〜7時の2部に6人の計17人を時給1000円で雇用した。

 当日は地域福祉を専門にする和准教授とゼミ生3〜4年生16人、60人以上の市民ボランティアが大会運営に協力。1部はリング設営や座席設置、座席番号の貼り付け作業、2部では来場客のチケットもぎりやチラシ配布、会場案内などを障害者が担った。和准教授は「レスラーがやられても立ち上がるのがプロレス。そのチャレンジ精神は障害者も同じ。やる気のある人たちを生かせるような、障害者の新しい仕事をつくっていきたい」と胸中を話す。

 同大3年だった一昨年から2年間、ゼミ長としてヒートアップの活動に携わり、今年は卒業生として参加した小山祐太さん(22)は「(障害者の)できることがだんだん増えていく様子を肌で感じている。みんなでつくり上げる一体感が魅力の一つ」と強調。障害者雇用については「一般的に偏見や先入観はあるが、障害者に寄り添いながら対話を大切にしていきたい」と思いを語った。

 今大会では7試合が行われ、主催者によると約560人が来場。ヒートアップユニバーサルタッグ選手権で初代王者組を下した田村代表は「障害者やボランティアの方がたくさん参加してくれたおかげで、会場設営を予定より早く終えることができた。大会運営をしっかり支えてもらったことに感謝したい」と話した。

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