東生田3丁目にあった庚申塔や石仏などが今年7月、150メートルほど離れた同4丁目の松本穣さん(73)宅に移設された。9月3日には入魂式が行われ、周辺の鴛鴦沼(おしぬま)地区の住民らが参列した。
松本さんは先祖代々「松本傳左衛門」を名乗る農家の11代目。移設された庚申塔は、1753(宝暦3)年に松本傳衛門ほか4人が建てたもので、1708(宝永5)年建立の千手観音や延命地蔵など、それぞれ松本姓が伝えられている。
今回、元々あった場所からの撤去が必要となり、本家である松本さん宅へ移設。おし沼地区を通る切通しの道路改修記念碑(1936年建立)も同じ場所から移設した。「いつも彼岸やお盆にお参りしていた。今までうずもれていたので、立派になって良かった」と近隣に住む70代の女性。松本さんは「ここに来る子どもたちにも見てもらえたらうれしい」と話していた。
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