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JR南武線中野島駅 臨時改札、6月開設 橋上化は7年後見込み

社会

掲載号:2019年3月1日号

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臨時改札口のイメージ=市提供
臨時改札口のイメージ=市提供

 JR南武線の中野島駅上り線ホーム側に設けられる臨時改札口について、川崎市とJR東日本は6月上旬に使用を開始すると発表した。両者は2026年3月末までの橋上駅舎化と自由通路の完成を目指す。

 臨時改札口は線路北側の市有地に開設予定で、時間帯は通学や通勤で最も混雑する平日午前7時から8時30分と午後4時から7時(祝日や年末年始を除く)。鉄道系ICカード専用の自動改札機3台が設置され、開設中は安全対策として警備員1人が配置される。

 中野島駅は線路の南側に改札口があり、線路の横断には駅に隣接する踏切を渡らなければならないのが現状だ。同社によると、同駅の乗降者数の1日平均(17年度)は2万9682人。14年の同社調査資料では、この踏切の1時間あたりの最大遮断時間は32分で、「開かずの踏切」の目安とされる40分に近い水準だった。

 市とJR東日本は同駅の自由通路と橋上駅舎化整備事業の検討を進める中で、民有地の用地取得など事業が長期化する見通しと、利用者の安全確保を考慮し、暫定的な臨時改札口の設置を決めた。カリタス学園(中野島4丁目)では、小学生の一部と中高生の約1千人が同駅を使って通学しており、臨時改札口について人件費など維持管理費用の支援を提案。市と同社の三者で協議し、合意に至った。

「目標は自由通路」

 臨時改札口について、カリタス学園法人本部の高松広明事務局長は「地域に生かしてもらっている学園として、少しでも地域の人たちに利便性を感じてもらえればうれしい。最終目標は自由通路の完成なので、早期に実現してほしい」と話す。

 昨年10月には、市まちづくり局が臨時改札口に関する説明会を地元住民向けに開催。橋上駅舎化を求めて活動を続ける住民団体「中野島駅をよくする会」の今野鶏三会長は「カリタス学園の思いは大変ありがたい」とし、「臨時改札口は橋上駅舎化までの暫定措置だが、一日でも早く一般市民が安全に活用できる駅になることを求めている。市にはJRに掛け合ってもらい、市民の声に応えてほしい」と会の意向を表明している。

 橋上駅舎化に向け、市は今年度の基礎調査を経て、19年度は調査と施設配置などの設計を進めていく方針だ。

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