多摩区版 掲載号:2020年2月14日号 エリアトップへ

多摩交通安全協会の理事で、交通栄誉章「緑十字金章」を受章した 伊藤 栄一さん 宿河原在住 81歳

掲載号:2020年2月14日号

  • LINE
  • hatena

「安全」支えるまなざし

 ○…多摩交通安全協会で46年。交通安全功労者に贈られる最高章「緑十字金章」を受け、静かに喜びをかみしめる。理事を務める同協会では長く「会計」の役柄だが、受章者は各会の会長ばかり。「受章できるとは思っていなかった。通知の手紙で初めて実感した」と心中を明かす。「役員として運転中は常に安全を意識してきた。おかげで無事故」。穏やかに語る。

 ○…「安協」での活動開始は1974年。当時住んでいた長尾の支部員になり、通学時の交通指導や町会イベントの交通整理など、地域の安全と向き合った。92年からは15年間、交通指導員としても尽力。稲田小学校区にある信号「川崎市緑化センター南側」が持ち場で、今でも交通安全運動の時期には横断歩道に立つ。「朝7時半から8時半まで。いつも150人くらいの子どもたちが通る」。5人の孫の祖父として、「子どもの安全」への思いを注ぎ続ける。

 ○…長尾で左官業を営む家に生まれ、稲田小・中で少年時代を過ごした。40年前、稲田小の創立100周年の年にはPTA会長を務め、タイムカプセルを製作。「開けるのは10年後」とその日を待ち望む。川崎工業高で建築を学び、一般企業や家業を経て独立。宿河原に建築設計事務所を開き50年、一男一女も同じ道を歩む。職業訓練校での講師を長年務め、「自分でやってみないと」と実践的な教えを説く。

 ○…若者の車離れや高齢者の免許返納が進み、協会として「免許会員の減少」が課題だ。「参加してもらうことで活動が充実し、まちの安全につながる」と呼びかける。建築工事現場の事故防止を図る「川崎北木建協」では会長の立場。「工事現場の安全も交通安全と同じ。普段から口酸っぱく言うことが大切」。次代に思いを伝えていく。

多摩区版の人物風土記最新6

水島 涼太さん

俳優として、一人芝居「看取り」を市内で初めて上演する

水島 涼太さん

東生田在住 68歳

2月21日号

石川 雄也さん

登戸で美化活動を行う「グリーンバード専修大学チーム」の代表を務める

石川 雄也さん

枡形在住 19歳

2月7日号

西尾 信さん

2019年度「第32回川崎市自治功労賞」の受賞者に選ばれた

西尾 信さん

枡形在住 78歳

1月31日号

松平 晃さん

阪神・淡路大震災の日に、神戸市でトランペットを20年にわたり演奏する

松平 晃さん

上丸子山王町在住 77歳

1月24日号

岸井 洋一さん

多摩防火協会の会長として、啓発活動に取り組む

岸井 洋一さん

南生田在住 76歳

1月17日号

勢津 智佳さん

川崎青年会議所(JC)の理事長に就任した

勢津 智佳さん

幸区在住 39歳

1月10日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月21日0:00更新

  • 2月14日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年2月21日号

お問い合わせ

外部リンク