ワガママSUNバンドの代表で、「子どもの権利の日」啓発動画を制作する なかむら なつきさん 菅馬場在住 32歳
「人が好き」歌に込め
○…「私、歌を歌いたい!」。自ら演じる主人公の女子中学生が、反対する母親に大好きな歌で思いを伝える――。11月20日「かわさき子どもの権利の日」に向け、啓発動画づくりが進行中。貴族や宇宙人が登場する脚本を手がける。「カジュアルに面白く。子どもが親と一緒に軽い気持ちで楽しんでほしい」
○…バンド結成を呼びかけて丸2年。「親子間の対話のきっかけづくりに」と、手遊びやダンスも交えて音楽を届ける。「母親は出産すると孤立しがち」。月1回はできる趣味を持とうと動き、同じ思いを抱く子育て中の父母が集まった。昨年は中野島小ドキドキフェスタ、たまたま子育てまつり、たま音楽祭など地元イベントに出演。「地元で何かしたい」という気持ちは変わらない。5歳の息子、3歳の娘と共に「ずっと地域に育ててもらっている。多摩区で恩返しできたら」と感謝をかみしめる。
○…生まれ育ちは群馬県。短大を出て看護師として都内のがんセンターに就職した。上京後、音楽の愛好家が集まるセッションに参加するように。ワガママSUNバンドのキーボード担当ともこの場で知り合った。現在は高齢者住宅「上布田つどいの家」に勤務しながらバンド活動を続ける。今春以降、コロナ禍で行事が相次ぎ中止になるが、「昨年出演したイベント主催者から『今年もぜひ』と声をかけていただけるのはうれしい」と充実感をにじませる。
○…地元のお気に入りは、中野島で見る二ヶ領用水の桜。「息子は南武線に夢中」とにっこり。多摩区について「知らない人も受け入れてくれるまち。あいさつしたら返ってくる」。子どももお年寄りも、とにかく人が好き。地域に元気を届けるバンドとして、これからもマイクを握る。
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4月19日