菅北浦に道場を構えるプロレス団体・ヒートアップ(田村和宏代表)の主催興行で、今年度の川崎市都市ブランド推進事業に認定されている9月17日の「とどろきアリーナ大会」。同団体の基本理念の一つでもある障害者支援を掲げて企画を進めてきたが、コロナ感染拡大を受けて内容を一部変更。ライブ中継のユーチューブ配信などに力を入れていく。
当初は聴覚障害者にプロレスを楽しんでもらおうと、50人ほど無料招待し、音を振動に変える装置を導入予定だったが断念。LEDを使った光の演出も取りやめた。
川崎市を盛り上げるために2016年秋、とどろきアリーナで21年ぶりのプロレス興行を実現し、約1500人を動員したヒートアップ。3回目の今大会は400席に絞る苦渋の決断も。「TAMURA」のリングネームで戦う、多摩区在住の田村代表は「全世界に向けて、このような状況でも頑張っている姿を見せることで勇気づけたい。希望を持ってやっていく」と胸中を語る。
先月の東京パラリンピック聖火採火式では、多摩区の種火を川崎市の会場に運ぶ役割を担った田村代表。「チャンピオンベルトを持っていったら、障害のある参加者に『写真を撮らせて』と興味を持ってもらえた。何かと生活しづらい今こそ、プロレスで少しでも元気になるきっかけになれば」と願いを込める。
とどろき大会の対戦カードやチケットなど詳細情報は同団体公式サイト。動画視聴は有料で、市内複数の障害者関連の事業所には無料視聴できる2次元コード付きチラシを配布する予定だ。
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