多摩区・麻生区 社会
公開日:2023.02.03
自助・共助 「今」すべきこと
区制50周年 講演会で心得
多摩区制50周年記念事業実行委員会による防災講演会が1月29日、区役所で開かれた。会場で81人が参加したほか、オンラインでも配信された。
登壇したのは地域防災研究所所長の大西賞典さん。「コミュニティこそがライフライン」と題し、阪神淡路大震災以降26年間にわたる防災活動の実践から、「『今』すべきこと」を語った。自助や共助など防災の考え方については、「一人の英雄よりきちんとこなせる多くの人、多様性のある総合力が重要。コミュニティは自分の住むエリアを暮らしやすい環境にするという、共通の目的で形成するもの」と説明。「自分のできることを自分のできる範囲でやる」と、共助の形を示した。
後半は、生田中学校避難所運営会議の寺澤由美さんと、専修大学生田ボランティア・SIVの学生が活動を紹介。寺澤さんは「避難所を開設するとき、運営メンバーも同じ被災者。住民の方々には、いざというときには『自分たちの避難所』と思って力を貸してほしい」と呼びかけた。
同日は区役所内で「防災フェア」も開催され、約360人が来場。防災情報の展示や風水害VR(バーチャル・リアリティ)体験、防災グッズの配布、市消防音楽隊の演奏会などが行われた。
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