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公開日:2023.02.17

多摩区
居場所とつながり促す
地ケア×市民館 130人交流

  • 団体の説明を聞く参加者

    団体の説明を聞く参加者

 地域で「居場所」や「つながり」を探して――。多摩区は2月11日、「地ケアフォーラム×生涯学習交流集会」を区総合庁舎内で開催した。地域ケア推進課と多摩市民館による初のコラボ企画。参加した130人が基調講演や地域活動団体の紹介に耳を傾け、交流のきっかけの場となった。

 地域でのつながりや支え合いの仕組み「地域包括ケアシステム」の構築を進める地域ケア推進課ではこれまで、区内各地区で地域活動団体の連携強化に取り組んできた。一方、多摩市民館も同館を拠点にする活動団体の交流集会を毎年開催。両者の方向性が一致したことから、共同のイベントを始めて企画した。

「地域デビューを」

 基調講演では、田園調布学園大学(麻生区)の和(かのう)秀俊准教授が「『地域の居場所』『地域とのつながり』が必要なワケ!?」と題して登壇。家庭や職場のほかに、多様で緩やかな「つながり」を構築できるサードプレイス(3番目の居場所)が必要と説明した。「講演を聞いて地域デビューしてほしい。今活動をしている人は、楽しく続けていく仕組みを考えてもらえたら」とも語った。

 後半は子育てや生涯学習、観光、地域カフェなど、多様な区内の16団体が2分ずつ活動を紹介。ブースに分かれ、詳細の説明や質問の時間が設けられた。五反田自治会で花壇づくりに携わる堀口貞二三さん(74)は、緑化活動の団体として参加。「日頃会わない人とたくさん交流でき、いい機会だった」と振り返った。子育てを考える会「グレープ」代表の寺田早苗さん(54)は、「他団体の頑張っている姿も見られ、勉強になった」と充実感をにじませた。

 ボランティアの機会を探して参加した井上タヨ子さん(72)は「自分に合った地域貢献をする団体が見つかった」と加入を検討。佐藤永子さん(66)は「多くの団体を一度に知れる機会は少ない。このような企画が頻繁にあれば、盛り上がるのでは」と話していた。

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