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公開日:2026.08.27
笹下中在勤小川仁司さん 剣道八段を取得 合格率1%の難関
港南区の笹下中学校で部活動指導員を務める小川仁司(ひとし)さん(68)が、剣道最高段位の八段に合格した。京都府でこのほど行われた審査会で、受審者1042人のうち合格者わずか9人という狭き門をくぐり抜けた。「この段位にふさわしい人間になるよう、自分自身をもっと磨いていきたい」と前を見すえる。
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剣道八段審査会は春夏秋で各2日間、年に6回実施され、所定の条件を満たした七段取得者のみが受審できる。一次審査でグループに分かれ、「立合い」と呼ばれる実技を実施。合格すると二次審査で再び立合いを行う。そこで合格した人は、「日本剣道形」の演武を披露し、合否が決定する。合格率は毎回1%前後の難関だ。
小川さんは今回が15回目の挑戦。合格に向けて強い思いで臨んだ今回、受審者1042人のうち1割程度が一次を通過。厳粛な空気に包まれた二次審査では「格好つけず、自分ができる最大のパフォーマンスをしよう」と立合いでは「捨て身」で面を打ち抜き、合格を果たした。
神奈川県警察を勤め上げ、3年ほど前から笹下中学校で部活動指導員として後進を育てている小川さん。週4回、10人の部員を指導している。「技術はもちろん、『気持ち』に重きを置いている。生徒には、前向きに課題に対処できる気持ちの重要性を説いている」。近年は県大会での敗退が続いているが、目指すのは関東大会出場。「港南区内に剣道部があるのは笹下中だけなので、学区外から通っている生徒もいる。基礎を固めて、部員たちと精進していきたい」と今後の意気込みを語った。
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