屋内での収録に臨んだワガママＳＵＮバンドと長尾子供太鼓
宿河原の二ヶ領せせらぎ館前で、３月25日に開催予定だった「多摩川桜のコンサート」は雨天中止に。同日、代替となる動画配信用の撮影が同館２階で行われた。
川崎市主催で、同館の事業を担うＮＰＯ法人多摩川エコミュージアムが運営する春の恒例イベント。コロナ下は延期や動画配信とし、昨春に３年ぶりの現地開催を実現。今回は18回目だった。
中止による撮影には、出演団体のうち６組が参加。窓から満開の桜を望みながら、篠笛やフラダンス、三線とギターなどの演奏を収録した。多摩区を拠点に活動する「ワガママＳＵＮバンド」と長尾子供太鼓のコラボレーションもあった。
同コンサートに毎年出演してきた「川崎の歌姫」こと桜井純恵さんは、児童合唱団なかよしくらぶと共に収録。「一年に一度、地域の方々と音楽を楽しむいい機会。これからも続いてほしい」と話していた。
動画は４月上旬に同館のユーチューブチャンネルで公開予定。
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