鎌倉時代から続く伝統行事で、県指定無形民俗文化財の「菅の獅子舞」(主催・菅薬師奉賛会、菅獅子舞保存会)が9月15日、多摩区菅北浦の菅薬師堂で開かれた。
境内にある土俵を舞台に、雄獅子・雌獅子・臼獅子・天狗の4人が、1人立3頭形式で笛と唄に合わせて舞った。恒例の「子ども相撲」も、コロナ禍などを経て5年ぶりに復活。地域の小学生男女約40人が熱戦を繰り広げた。奉賛会の廣田健一会長は「地域の皆さんに楽しんでいただけた。来年も獅子舞と子ども相撲を行いたい」と話した。
菅獅子舞保存会は伝統芸能継承のため、笛と唄の教室を隔週日曜午後2時〜4時、菅薬師会館で開く。参加者募集中。詳細は廣田さん【携帯電話】090・4537・1907。
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