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多摩区・麻生区 文化

公開日:2025.02.07

麻生不動院
だるま市に5万人
「よよよい」の声高らかに

  • 金色のだるまを手に取る男性

 麻生不動院(麻生区下麻生)のだるま市が1月28日に行われた。無病息災や家内安全を願い、だるまや穴あき銭、お札を求め、約5万人(主催者発表)が訪れた。

 「ふるさとあさお八景」や「川崎市地域文化財」にも選ばれている同院のだるま市。関東で開かれる旧暦の師走最後の開催であることから、「関東納めのだるま市」とも称される。

 周辺では交通規制が行われ、同院に続く道には240もの露店が並んだ当日。だるまの購入者には「よよよい、よよよい、よよよいよい」の掛け声と共に火打石が鳴らされた。下麻生に住む69歳の男性は「毎年同じ店で買っている。女房に健康で暮らしてほしい」と照れ笑いを浮かべた。

 同実行委員会の森光彦実行委員長は「天気も穏やかで、ゆったりとお参りになる方も多かった。今後も続けられるよう、頑張っていきたい」と話した。

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