高校野球神奈川大会
172チームの夏が始まる
多摩区・麻生区から９校

決勝の舞台となる横浜スタジアム

　「第１０７回全国高等学校野球選手権神奈川大会」の抽選会が６月14日、関東学院大学関内キャンパス＝横浜市中区＝で開かれ、参加チームの組み合わせが決定した。

　今年は、県内１８８校から、連合６チームを含む１７２チームが出場する。多摩区からは、生田東・百合丘・生田・向の岡工業・菅・多摩の６校、麻生区からは麻生・麻生総合（高津・横浜旭陵との連合チーム【1】）・桐光学園の３校が参加する。

　開会式は７月７日（月）の午後４時から横浜スタジアムで実施される予定。希望した１０７人の中から抽選で決めた選手宣誓は、慶應義塾（横浜市港北区）が引き当てた。

地元校の初戦は

　１回戦は７月９日（水）から始まり、７月27日（日）に同スタジアムで予定されている決勝戦まで、県内12会場で熱戦が繰り広げられる。

　多摩区・麻生区勢の口火を切るのは７月９日に登場する向の岡工業と多摩高校の２校。夏の選手権に４回、春の選抜に１回と、合わせて５回の甲子園出場経験のある桐光学園はノーシードから、松井裕樹投手（現パドレス）を擁して全国８強入りした２０１２年以来の夏の県制覇を目指す。

　多摩区・麻生区の各校の初戦は以下の日程。カッコ内は対戦相手。

▽７月９日午前11時30分

向の岡工業（横浜瀬谷）大和スタジアム

多摩（新城）サーティーフォー相模原球場

▽７月10日（木）午前９時

麻生（県商工）等々力球場

桐光学園（戸塚）横浜スタジアム

▽同午前11時30分

百合丘（厚木）中栄信金スタジアム秦野

菅（新羽）等々力球場

▽７月11日（金）午前９時

生田東（湘南台・鶴見大附の勝者）藤沢八部球場

▽７月12日（土）午前11時30分

生田（相模原中等教育）大和スタジアム

▽７月13日（日）午前11時30分

連合【1】（横須賀大津）横須賀スタジアム

　優勝チームは県を代表して、８月５日（火）から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる全国選手権に出場する。