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公開日：2025.10.31
【多摩区】稲田町会連合会 紹介シリーズ【6】（防災・防犯）
世代超え 見守るまちに
宿河原五丁目町会 「イベントで一体に」
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大勢が集まる町会主催のどんど焼き
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町会会館の新掲示板と吉田会長
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「多摩川や二ヶ領用水があり春には桜が咲く、緑が溢れるいい環境。この町を次世代までつないでいけたら」。こう話すのは、宿河原五丁目町会の吉田澄男会長。若い世代の転入が多く、高齢者も元気な地域で、７２７世帯が加入する。
近年は開催場所の問題があり多摩区内でも数少なくなっているという「どんど焼き」は、コロナ禍でも感染対策を行いながら続けてきた一大イベント。近隣町会からの参加者も受け入れ、火を囲んでマシュマロを焼き、甘酒を振る舞うこの催しは、町会の垣根を超えた交流の場だ。「イベントを通じて交流を深めたい。地域の人が一体となれるものを目指している」と吉田会長は思いを語る。
子ども会の加入者が増加する中、安全・安心への取り組みにも尽力。近隣４町会と分担で稲田小の登下校の見守りを続け、同町会では「パワフル防犯隊」を結成。週に一度ボランティアと共に横断歩道や踏切に立ち、児童の通学を見守る。子どもたちもあいさつだけでなく「今日こんなことがあったよ」と話してくれるといい、世代を超えた関係づくりが広がる。年に一度、４町会合同の防災訓練も実施。それに先立ち高齢者がいる世帯に「災害時に介助が必要か」「要支援者がいるか」などの聞き取りを行い、各家庭の状況把握に努める。念願だった消防・防災設備の格納庫もこのほど設置され「いざ」への備えを深めている。
休止中の老人会も再発足に向けて準備が進むなど高齢者も元気な同町会。幅広い世代に向けウェブサイトの充実のほか、町会内の掲示板を活用した情報発信にも注力している。「安心して暮らせる町会を目指したい」
【多摩区】稲田町会連合会
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川崎市多摩区登戸1775-1（事務局：多摩区役所地域振興課）
TEL:044-935-3133
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