多摩区・麻生区 意見広告
公開日:2026.09.25
目の健康を守るため 連載130 市の特定健診に眼科検査の追加を みらい川崎市議会議員団 こば りか子
日本の失明原因の第1位は「緑内障」、第2位は「網膜色素変性」、第3位は「糖尿病網膜症」といわれています。日本緑内障学会が岐阜県多治見市で実施した疫学調査によると、緑内障の罹患率は40代以上から増加し、40歳以上の20人に1人が罹患していることがわかりました。さらに、そのうちの約9割が緑内障であることに気づいていない「未治療の患者」だったとのことです。脳には、緑内障などによって視野が欠損していても情報を「補完する機能」があるため、「見えている」と勘違いしてしまいがちです。そのため、片目ずつ注意して見るセルフチェックや、視野検査・眼圧検査・眼底検査などを受けなければ、自ら病気に気づくことは非常に難しいとされています。実際に、私がこのお話をした方から「帰宅後に片目ずつ確認したところ視野の欠損に初めて気づき、眼科を受診して病気が判明した」というお話も伺いました。
そこで近隣自治体の眼底検査の実施状況を調べたところ、神奈川県内の厚木市と東京都内の15区において、40歳以上の5歳節目健診が実施され、もしくは、50歳・60歳などの節目で実施していることがわかりました。このような実情を踏まえ、本市が実施する4つの「特定健診」に眼底検査を加えるよう質しました。しかし、「市では国の規定に基づき各種検診を実施しており、国が緑内障等の早期発見を目的とした眼科健診を位置付けていないため実施していない」「他自治体での追加事例は認識しているが、国の規定の有無、有効性や費用対効果、精度管理、実施体制などの実現可能性・継続性も含め、総合的かつ慎重な検討が必要である」等の理屈を並べた慎重姿勢の答弁で、「今はやらない方向性」が示されました。一方で、市は「目の疾患における早期発見の必要性」自体は認識しており、今年7月からは『がん検診の受診勧奨チラシ』に『目の健康についてのお知らせ』を掲載し、眼底検査の必要性について啓発を行っているとのことです。
私はかつて、勤務していた老人ホームの看護師さんから「40歳を過ぎたら、絶対に目の検診は年1回受けたほうが良い」とアドバイスを受けました。そのため、現在も年1回の視野検査と年2回の眼底検査を欠かさず続けています。緑内障は遺伝的要因も高く、一度失われた視覚機能を回復させることはできません。しかし近年では、進行を遅らせる効果が期待できる点眼薬もあるそうです。
この記事を読んで少しでも不安を感じた方は、まずは一度、眼科で検診を受けてみてください。
私も引き続き、市の健診に眼科検診が追加されるよう働きかけてまいります。
みらい川崎市議会議員団 木庭理香子
-
TEL:044-299-7360
ピックアップ
意見広告・議会報告
多摩区・麻生区 意見広告の新着記事
コラム
多摩区・麻生区編集室
044-741-4111
044-741-4002
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











