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中原区 スポーツ

公開日:2017.03.10

憧れのピッチで喜びかみしめる
川崎総合科学高出身バンド

  • (左から)始球式を終えた吉川さん、宮崎さん、松岡さん

  • 2本目にチャレンジする吉川さん

 市立川崎総合科学高校出身の人気バンド「SHISHAMO」のメンバー3人が、等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレのホーム開幕戦で始球式に臨んだ。憧れのピッチに立った3人は喜びをかみしめた。

 SHISHAMOは、ギターボーカルの宮崎朝子さん、ベースの松岡彩さん、ドラムの吉川美冴貴さんの3人組。2010年、川崎総合科学高で結成された。昨年は武道館で単独ライブを行った。

 昨年9月、フロンターレのホーム戦を初観戦。プレーや会場の雰囲気に夢中になり、その後もたびたび足を運んだという。

 始球式に臨んだ3人は軽快なステップを披露。最後はサッカー経験のある吉川さんがシュート。惜しくもバーに弾かれたが2本目は落ち着いてシュートを決めた。

 その後はサポーター席に駆け寄り、同競技場でミュージックビデオを撮影した楽曲『明日も』を観客と熱唱し、会場を盛り上げた。

 宮崎さんは、「たくさんの人の前で楽器も持たないのは、ライブとは違った緊張感があった」と振り返り「フロンターレを本気で応援していきたい」と語った。最後は「いつか等々力陸上競技場でライブができたら」と瞳を輝かせた。

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